ORANGE CLUB

岩切小学校総合学習授業

私の母校「岩切小学校」のお招きにより、仙台市とリバサイド市との姉妹都市交流の歴史についてお話をしました。
■日時 12月17日(火)午前11時から35分間
■場所 仙台市立岩切小学校 多目的ホール

当日、多目的ホールに入ると、既に3年生6クラスの児童約240人と6名の担任の先生が待っていてくれました。担当の先生のご挨拶と私の紹介の後、早速授業を始めました。最初に、昔の岩切小学校の様子をお話したり、校歌は私の叔父が作詞したこと、「若竹児童会の歌」の作詞は私が2年3組のときにクラス全員で作ったことなどを紹介すると、子どもたちから感嘆の声が上がりました。
続いて、「国際姉妹都市リバサイド市との交流」と題したパワーポイントで写真約90枚を使ってお話をしました。主なお話の内容は次のとおりです。

  • 1951年の母の日に、仙台のあるお母さんが、仙台の病院に入院していたアメリカ・リバサイド市出身の若い兵隊さんに花束を届けたこと
  • そのことが、リバサイドの市民の人たちに大きな感動を呼び、交流のきっかけになったこと
  • それ以来、今日まで60年以上もの長い間、交流が続いていること
  • 毎年定期的に行っている交流活動として、5月のハーフマラソン大会、9月の地球フェスタ、年2回のTV電話会議があること
  • 今年、仙台の庭師と市民の合計7人がリバサイドを訪問し、リバサイドの市民と一緒に日本庭園「結心庭」の修復工事を行ったこと
  • 6日間で、雨の日も暑い日も朝8時から夜8時まで働き、しかもその仕事が立派であったことが、リバサイドの人たちに感銘を与えたこと
  • 最後に、オレンジクラブがリバサイド市の市民の人たちとのつながりを大切にしていることを強調し、「交流のきっかけとなった小さな思いやりの気持ちを大切に、これからもこの活動を続けて行きたい」と結び、授業を終えました。

35分間の授業でしたが、子どもたちは静かに、時にはメモを取り、時にはうなづきながら、熱心に私の話を聞いてくれました。その真摯な授業態度に感激しながら私は母校を後にしました。

仙台リバサイド交流連絡会 会長 鈴木健治

写真紹介